Substackの購読者が増えない・・・と焦るあなたへ。
文筆業21年目の《長く愛される書き手になるための「育てる」戦略》
こんにちは! りらの花です。
チャットでもお知らせしましたが、今週からニュースレター『ことばと書く人の寺子屋』は週2回、火曜日と金曜日に、皆さんのメールボックスにお届けしようと思います。
そして、記事を書きながらの気づきや、日々Substackを運営していて感じていることなどは、チャットで気軽にお伝えしてまいります。チャットもぜひチェックしてくださいね!
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さて。先日、チャットで「Substackをはじめて1週間ですが、60名以上の方にご購読いただけました」とお礼のメッセージを書かせていただきました。
すると、読者のお一人、Kindleベストセラー作家のさいとうさんから、「購読者集めの秘訣も教えてほしい」というコメントをいただきました。
そうですよね。
購読者数、その集め方については気にされている方も多いと思います。
そこで本日は、私がどのような戦略を立て、具体的にどんなステップで購読者の輪を広げているのか。その「手の内」を少し詳しくお話ししようと思います。
※今回は、フォロワー数ではなく、「購読者数」に絞ってお話をしますね。
まず、改めて押さえておきたいことは、Substackの日本マーケットは始まったばかり。まだ黎明期だということです。
そもそも、母数が少ないのです。なので、あまり「数」に悲観的になったり、こだわったりする必要はないと、個人的には思っています。
そうした状況であるということを踏まえたうえで、購読者を開拓する方法は主に下記の3つではないかと。
その1:外部から連れてくる、あるいはすでに関係性のある方に購読いただく
当たり前ですが、人がいないなら連れてくるしかありません。そして、すでにある程度の購読者を抱えているのは、基本的には外部のSNS等で一定数の人と関わりのある方々です。
そして現在、Substackにおける購読者数が抜きん出て多いのは、他のSNSで多くのファンを抱えている方々です。
私の場合も、現在の購読者さん数の半数は、noteやXで交流がある方々。私が何を発信する人で、それを継続して読む価値があると思ってくださっている、すでに信頼関係のできている方々です。
その2:プレゼント企画・イベントなどを開催する
相互フォロー企画が落ち着き、最近は「購読してくれた方にはプレゼントを差し上げます!」といった企画もちらほらと目にするようになりました。
これも有効な方法かと思います。
ただ気をつけたいのは、こうした「プレゼント」で集めたリストというのは消費期限が短いということ。
私は20年以上フリーランスで、企業の広報やPR、あるいはSNS運用代行の仕事をしてきました。そうした中で、「プレゼント」などの施策を用いたリスト集めを何度もしたことがあります。
経験上、こうした施策で集めたリストは、即活用しないと意味がない。そして、プレゼントはあくまで『きっかけ』。その後のコミュニケーションこそが本番です。
もし私がプレゼント企画をするのであれば、集めたリストの対象者の方に、別のプラットフォームnoteで展開している有料メンバーシップのご案内をする。あるいは、有料note記事のご提案をすることを目的にします。
プレゼントを受け取った当初は、まだこちらへの興味関心が多少なりともある状態ですから、有料メンバーシップや有料note記事にも関心を持っていただける方がいらっしゃる可能性があるからです。「数を撃てば当たる」戦法ですね。
けれど、時間が経てば経つほど、なぜ購読登録をしたのかを忘れてしまうというのが人間というもの。
たとえば、Substackでプレゼント企画に乗じて購読登録をした。プレゼントをもらって満足。けれど、もちろんメールはその後も送られてくる。次第に読まないメールが溜まりだす。
整理しきれないメールが溜まると、心苦しくなりながらも「解除」のボタンを押してしまう・・・。これは、発信者と読者の間に「温度差」が生まれてしまった結果かもしれません。
せっかく集めたリスト。消費期限切れになったら残念ですよね。では、どうしたらよいでしょうか。
最後の3つ目の方法にそのカギがあります。そして、私自身が購読者を増やすために採用しているのも、この3番目の方法です。
その3:「私は誰」を知らせ、「役立つこと」をお伝えする
私は誰?
その1でお伝えしたように、まずは自分のことを知ってくれている人。この人たちが最初の読者になってくれます。前回もご紹介したSubstackの公式ページのこちらの記事。
購読者リストを100人まで増やすには、まずは友人、知人、同僚、SNSでの繋がり、みんなに伝えて!と提唱しています。
「私は誰」であるかを知っている人から攻めていこうってことですね。
では、その次にやることはなにか。「私は誰」を知らない人へのアプローチです。そして、そのためにノートで「自己紹介」を定期的にしていくことです。
自己紹介をするといっても、「自己紹介ポスト」をひたすら打ち続ける・・・というわけではありません。それは、折に触れて数回でよいかと。
そうではなく、日々のノート投稿に「私を象徴するキーワード」を意識的に入れる。あるいは、「私は何を伝えたい人なのか」。発信したいテーマに関連したポストを積み重ねていくことです。
りらの花の場合、「文章」「言葉」というキーワード、あるいは「Japan/Japanese」というワードを多く入れるようにしています。
現在、私は以下のようなルーティンでノートのポスト投稿をしています。
なぜルーティンで決めているかといえば、「りらの花」のことを効率よく覚えていただくためです。
Substackの場合、過去の投稿も表示されるので有難いですが、大抵はその時間帯に投稿されたノートがよく目にとまります。
同じパターンの投稿を、決まった時間に、定期的に投稿する。
「ザイオンス効果」という言葉を聞かれたことがあると思います。要は「何度も顔を合わせるうちに好きになる」という心の仕組みです。
私がルーティン化しているのは、まさにその効果を狙ってのこと。心理学的に、同じ人や物に接する回数が増えるほど、次第にそれに対して好印象を持つようになるという心理現象を活用しているのです。
そして、リアルであれば「顔」や「体形」、「声」、「服装」や「所持品・装飾品」などで記憶します。けれど、SNSのポストは文字だけでは差別化が難しい。なので、パターンを同じにしたり、似たようなトーンの画像を添付したりしています。
こうすることで、より「覚えていただきやすく」しています。
ちなみに、私の場合、日本人向けのニュースレターと同時に、海外向けのニュースレターの展開も考えています。なので、ノートの投稿数も少々多め。けれど、予約投稿機能を使っているので、それほど手間はかかっていません。
皆さんの場合は、朝夕の2回、あるいは昼も含めて3回程度すれば十分ではないかと思います。
あなたは役立つ人?
知らない人を信頼するのには時間がかかります。が、それをショートカットしてくれるのが、具体的な「役立つ情報」です。
それは、実力や専門性、あるいは個性を端的に伝える「名刺代わり」になります。
「この人は有益なことを知っている」
「この人は興味深いことを言っている」
こうした投稿は、時間をかけて自己紹介をするよりも早く、相手の興味関心をひき、信頼関係を構築してくれます。
さらには、先ほどお伝えした「ザイオンス効果」。単なる「おはようございます」といった挨拶だけで接触回数を増やすだけでなく、その接触が「プラスの感情」を伴えば、より強力になります。
「流れてくるたびに役立つ情報・面白いことを語る人」という印象が定着すれば、接触回数が積み重なるごとに、好意だけでなく「尊敬」や「憧れ」を含んだ深い関係性へと発展しやすくもなります。
そして、こうした関係性を築くことが、「購読」につながり、購読後も継続して「記事を読んでくださる」読者の獲得につながるのです。
先にご紹介した私の投稿ルーティンを例にしますと、1・3・5回目は、言葉や文章に関するお役立ち情報、また週に2回のニュースレターでは、Substack始めた方向けにアカウント運用で役立つ内容に。
2・4回目は、海外の方向けを意識して、日本の一般的なライフスタイルが分かるような情報をお伝えしています。
結局のところ、読む方がボタンを押して「購読」するのは、単に記事が面白いからだけではありません。その背後にいる「人間」を信頼し、価値を感じているからです。
「役立つ情報」は、その信頼の種をまく作業に他なりません。 単なる接触を「意味のある交流」へ。好意を「尊敬を伴う絆」へ。
自分の発信する言葉が誰かのプラスの感情を動かすたび、その一歩先にある「長く愛される書き手」への道が着実に開かれていくのです。
今回お伝えした「購読者数」であれ、「フォロワー数」であれ、何を目的に数を積み重ねていくのか。そこがブレてしまうと、数字はただの「記号」以上の意味を持たなくなります。
追いかけるのは「数」ではなく、共に歩む「読者」を育んでいくこと。
結局のところ、その誠実な積み重ねこそが、「長く愛される書き手」への一番の近道ではないかと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
なにかピンとくるところ、こんなテーマで書いてほしいということがありましたら、 コメントをいただけると、りらの花もほころびます✿
それではまた次のPOSTでお目にかかりましょう。






学びになりました!ありがとうございます🙏
りらさん、こんにちは。
先日のリクエストに応えて頂き、ありがとうございます!
期待以上のお答えに、とても感動しています。りらさんのSubstackへの本気度が伺えました。
購読を増やすには、やはり設計と思想が大事ですね。ぼんやりと始めた私とはえらい違いです。
海外への発信を視野に入れていると言うところは、さすがスケールが違います。
今回の記事を参考にさせて頂きながら、自分なりの組み立てをしてみたいと思います。
私の紹介までして頂き、ありがとうございました😊✨